AIweb publish ebook+rich media

AIwebpublish Enhanced E-book

電子書籍とアニメーションのコラボレーションが新たな可能性を開く

電子書籍は出版ではなく、コンテンツの循環と考えるのがよいでしょう。出版社・TV局が独占していた情報の流通が、自由になる素晴らしさ。
出版社の思惑に縛られず、コンテンツを流通させることが可能になったのです。さらに、HTML5/CSS3/ePub3.0により、動画表現などリッチコンテンツの可能性が格段に高まりました。

出版社が映像を扱うことも、いままで一部では行われていました。といってもそれは、日本における映画の衰退(資金不足)が招いたことであり、畑違いに手を出したことは否めません。
そのため、リッチコンテンツに対しても、動く挿絵ぐらいの認識しか持っていません(想像なのですが)。
率直にいって、出版人は映像ことに動画表現は苦手です。ビデオ出版に手を出し、倒産したり経営者が交代した例が過去にあります。

ですから、リッチコンテンツ制作においては、従来の出版の常識にとらわれず、映画の製作チームを参考にしたほうがよいかもしれません。アメリカの作家が、ハリウッドでの映画化を前提に小説を書くようにです。
電子出版における映像表現の部分は、コンテンツの映像化と考えるべきです。つまり編集+演出といいますか、コラボレーションです。映画制作費と同じで、挿絵画稿料の範疇では、まともな映像ができません。
(ただ、このAppStoreで売られている電子書籍アプリは、単なるごった煮ですね。技術指向の所がこういうことをするのですが、映像表現でも書籍でもない中途半端なものになってしまいました)

Enhanced eBookは、アニメーションの技術で実現します

私はジャパニメーションに可能性があると見ています。世界的に評価が高い日本のアニメーションも、制作に携わるクリエイターたちが充分に報われていない、という現実があります。特にTVアニメ制作費の実態は、信じられないほどです。
この現状を打破しようと、新進のアニメ作家を目指すものは日本のTV・劇場アニメを見限り、Youtubeなどに発表の場を拡げています。すでに海外からのオファーを受けている、若いアニメ作家も現れ始めました。

既得権益に胡座をかいた、殿様商売の出版社とTV局。この旧態依然の権威をくつがえし、真の表現の自由を獲得するために、電子書籍は可能性を与えてくれるメディアです。
さらに、HTML5/CSS3/ePub3.0は、文章と映像が手を携えて、新しい表現を生み出す縁(よすが)になる力を秘めています。ヒントはヘッダー画像にあります。

電子書籍の編集・制作は、ピクタニアグループ・AIwebdesignの編集部門が行っています。
AIwebdesignは発足当初より、マーケティング、コピーライティング、グラフィックとともに、出版編集を手掛け、さらにアニメーション等の映像表現を業務の柱としていました。
映像表現に関しては、アニメ作家とプロカメラマンの協力を得て、アニメーション、パノラマ・360°ビュー作成を業務として今日に到っています。

パノラマや360°ビュー、アニメーションを活用した、リッチなコンテンツは得意分野です。しかも、Flash ActionScript等ソフトの機能に頼ったもの(オペレーター)ではなく、映像表現・動画表現という根源的な技法に習熟している(クリエイター)のが特徴です。
従いまして、デジタルパブリッシングにおける、HTML5/CSS3に対応した動画表現につきましては、いかに新しい技術が登場しても対応できる態勢を用意しております。

私たちは、出版という狭い分野に囚われていません。ジャパニメーションの伝統を生かした、動画とテキストの融合という新しい地平を目指しています。

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